ロックンロールとは「俺は正しい事を知ってるぜ」という事です

中毒シンガー(2011)

 この曲は18歳の時に書いた曲で、リチャードソンジリスの曲の中では2番目に古い曲です。ちなみに一番古いのは「perfect person」という曲ですね。当時は髭生やしてなかったし、髪も短かったです(笑)。自分がこれからどんな音楽をやっていきたいのかが決まった、俺にとっても大切な一曲です。これだ!って感じがありましたね。

 実はそれまでの俺は曲を書いてはいたんですが、自分で歌うつもりはなかったんです。今だから言いますと当時はボーカロイドが台頭し始めた頃だったので初音ミクに歌わせたりしてました。聞けたもんじゃなかったですがね。でもこの曲に本当は俺は自分の声で、自分のバンドで俺の曲を聞かせたいんだって気づかされたんです。俺の音楽人生も紆余曲折してるという事です。ロックンロールに向かって。
 曲にしても、歌詞にしても、音にしても、アレンジにしても、俺の言いたいことや俺たちのやりたいことが全て詰まっています。この曲がなければリチャードソンジリスは無かったと言えるし、バンドのテーマソングと言える曲です。俺たちを初めて知る人には、まず聴いてもらいたい曲です。
 ロックンロールとは「俺は正しい事を知ってるぜ」という事です。人の意見を否定して、相対的に自分の正しさを主張する事ではありません。大事な事はいつも「自分が何を知っているか」ということなんです。だから俺は分からない事をまだまだ分かるようになりたいし、分かったような事は言いたくありません。時には毒を口にしても、時には毒を吐いても、生きているうちは何とでもなる筈なんです。
 長い時を越えて1stアルバムに収録されます。またYouTubeにPVが公開されていますので是非ご覧ください!